日本到着後、PCR検査の流れ ①

※2020年8月1日よりPCR検査から唾液抗原検査へ変更となりました。これに伴い、空港での検査結果待ち時間が短縮されております。

2020年5月29日現在、ブラジルを含む一部地域から日本へ入国する場合、PCR検査が必須となっております。コロナウイルスに掛かっているかどうかを判断する検査なのですが、どのような手順で行われるか、最近日本へ一時帰国したのでレポート致します。入国者数や空港によって対応や時間が異なりますため、まったく同じという事はございませんが、ご参照くださいませ。

日本に到着する機内にて各種書類が配布されます。

全日空にて朝8時頃羽田空港に到着する場合と、カタール航空にて夕方17時頃成田空港に到着する場合をご案内いたします。到着後の流れは写真撮影禁止されているため写真がございません。ご了承くださいませ。

全日空にて朝8時頃羽田空港に到着

フライトから降りた後、近くの搭乗ゲートへ誘導され同じフライトの乗客が全員そろうのを待ち係員より検査と今後の流れを聞きます。お子様連れや高齢者の方から各種書類の確認をスタート。自宅待機で迎えが来る人。ホテルに宿泊する人という順番で書類の確認を行います。

書類の確認が終わったあとは、鼻に綿棒を入れるPCR検査です。この作業は1分もかからず終了します。思いがけず鼻の奥まで綿棒が入るのでお子様には怖いと思います。みんな泣いてました。

PCR検査が終わったあとは別の待機場所へ移動します。待機場所はラウンジ等ではなく、搭乗口スペースです。待機する前に係員による書類チェックが再度行われます。14日間の待機場所が自宅かつ迎えを手配済みの人はここで終了となり、結果を待たず自宅へ帰る事が出来ます。その日の到着人数によりますが、60名程度の到着で結果を待たない場合、フライト到着から1時間程度で空港から出る事が出来ます。

待機場所は自宅だがPCR検査の結果を知ってから家族に会いたい場合や、滞在先がホテルの場合は待機が必要となります。11時頃お昼御飯が提供されます。

お子様連れのご家族より優先して結果の案内があり、単身のスタッフが結果を知らされたのは15時半頃でした。こちらも到着が60名程度の場合です。到着人数が多い場合は夕方になっても知らされず、政府指定の東横イン羽田ホテルに18時頃移動し1泊。翌日結果が知らされたというケースもございます。

カタール航空にて夕方17時頃成田空港に到着

機内で配布される各種書類や到着後の流れは上記と同様です。羽田空港の朝到着と比較しますと成田の夕方は到着便が多く、全員が集まるまでの待機時間、書類の確認、PCR検査、ホテルへの移動等に時間がかかるようです。到着が夕方のため空港で待機して結果を待つことはなく、政府指定の日航成田または東横イン成田ホテルへ移動となりますが、ホテル到着は22時を過ぎたというお客様もいらっしゃいました。

Q＆Aコーナー！空港で結果を待たず家に帰るといつ頃結果がくるの？

陽性の場合はすぐに連絡、陰性の場合は結果のお伝えに数日かかります、と言う事でした。実際は1週間後に陰性の結果がメールで来ました。また、LINEで知らせますと言われてましたがメールで連絡が来ました。到着初日から数日、あんたコロナウイルスじゃないでしょうね、と家族は怯えていました。。

Q＆Aコーナー！LINEで毎日の健康状態を聞かれるの？

LINEで毎日健康状態を確認しますと書いてありましたが、後日来た結果のメールには、健康フォローアップは現在大変混み合っている。咳・発熱等の症状があった場合はご自身でアクションしましょう。という内容が書かれており、LINEで連絡が来たことは今のところなし。結果をLINEで問い合わせても既読になるが、返事はありませんでした。

Q＆Aコーナー！預けていた荷物はどうなるの？

預け荷物はターンテーブルから降ろされ綺麗に並んでいました。スーツケースの大きさ順に並んでいて、この細か作業に日本を感じました。空港係員が入国審査が終わった場所で待っていますので声をかけ、名前を言うと荷物がある場所まで連れて行ってくれました。

ご案内いたしました流れは、到着する人数によって変わる可能性がございます。また、空港の検疫所やスタッフも試行錯誤している様子でした。こんな時はどうなるの？など、ご不明な点がございましたらお気軽にお尋ねくださいませ。