ペルー旅行のベストシーズンは5月から7月といわれています。
私が訪れたのは7月でした。サンパウロからペルーのクスコまではリマ空港で乗り継ぎをする必要があります。
グアルーリョス空港からリマ空港までは4時間のフライトです。リマ空港到着後、入国審査があります。入国後、クスコ空港まで出発!リマからクスコまでは約1時間20分のフライトです。
飛行機がクスコ空港へ降りていくと、窓からは山に囲まれとてもきれいな景色が見えました。
クスコ空港到着後、空港の出口に日本語ガイドが待っていてくれました。
到着した時間はお昼の3時を過ぎていた為、移動車の中でペルー料理のランチボックスが用意されていました。
高山病は、症状が出る高さや慣れる時間に個人差があり、同じ人でもその時の体調によって異なります。
クスコから車で1時間半の距離にあるオリャンタイタンボ駅へ移動し、オリャンタイタンボ駅からマチュピチュ村のアグアスカリエンテス駅へ列車移動。アグアスカリエンテス駅(マチュピチュ)まで約1時間30分かかります。
マチュピチュ駅からホテルまでは10分ほど歩いていきます。荷物が大きい場合は、ホテルの方がホテルまで持っていくのを手伝ってくれます。
夜は自由行動でしたので、せっかくだから散歩と夜ご飯を食べに行きました。
市内の中心にはレストランがいっぱい並んでいて決めるのに迷いましたが、とっても美味しい夕食をいただくことができました。
ペルーではセビーチェ、トウモロコシ、サツマイモで作られた料理がたくさんあります。
2日目朝、遺跡へのシャトルバス停まで徒歩にて移動しました。マチュピチュ遺跡のバス停は一つしかないため、人がたくさん並んでいました。バスは本数が多いので、あまり待たずにすみました。朝から天気があまり良くなかったので少し心配でしたが、ガイドと共に世界遺産マチュピチ遺跡へ出発しました。
マチュピチュ遺跡に着いたとき、イメージしている景色をすぐ見られるかと思いましたが、まず長い階段を登らなければなりません。途中で、可愛いいアルパカさんたちと出会う事ができます。
朝は曇っていたとしても、徐々に雲が切れていき、刻々と風景が変わっていくことが多いので一見の価値ありです。どんどん上がって行きますと色々な写真スポットがあります。
マチュピチュ遺跡は、1911年にアメリカ人のハイラム・ビンガムに発見されるまで、忘れ去られていた空中都市だそうです。アンデス山中にある、先住民のケチュア語で「老いた峰」という意味を持つインカ帝国の都市遺跡です。
時間をかけてこの美しい風景を見るのは大変素晴らしい経験となります。運動に慣れていない人には少しきつい部分もありますが、とても魅力的な場所です。たくさんの記憶と歴史が刻まれた階段を一段一段頑張って登る価値があります。
昼食は遺跡入り口横のサンクチュアリーロッジでいただきました。ペルー料理がたっぷりあるビュッフェタイプのレストランです。
午後はマチュピチュ遺跡から太陽の門まで、インカ道の一部を歩きました。片道約1時間かかるトレッキングです。太陽の門へ到着するとマチュピチュ遺跡とワイナピチュが連なる絶景を眺めることができます。私はトレッキングに慣れていなかったため一番苦しいツアーになりました。
簡単とはいえ高地の山道ですので、歩きやすい靴を履き、日焼け止め、虫よけ対策をしっかりして挑んでください。
3日目、クスコ市内観光へ移動。日本語ガイドと共にマラス塩田から観光を始めました。マラス塩田では雨季は塩が出ておらず白よりも茶色の割合が大きくなります。より美しく白く輝く塩田を見る事が出来るのは乾季シーズン(ピーク6月~9月)です。
駐車場の近くでは、お土産を売っている屋台がいくつかあります。マラス塩、トウモロコシで作られたお菓子、アルパカさんのキンホルダー、オーナメントなどのお土産を買いたい方にはおすすめの場所です。
マラス塩田から車で45分ほどの位置にモライ遺跡はあります。
遺跡の入り口のすぐ正面に見えるのが一番大きなサークルです。モライには大小4つのサークルがありますが、一番大きなサークルが一番綺麗に復元されています。他のサークルはこれより小さく復元状態も完全ではありません。一番小さいサークルは段々畑が2段のみになります。
モライ遺跡観光の後、昼食休憩がありました。昼食後、クスコ市内へ向かいました。
クスコの街の中心であるアルマス広場は、常に多くの観光客でにぎわっているスポットです。
ベンチが多くゆっくりとできるため、旅の休憩スポットとしてもおすすめかと思います。ここから眺めるカテドラル(大聖堂)がとってもきれいです。
パズルのように組合わさった石壁の中に1つだけ、角が12個ある石があります。その場所は、現在は宗教美術博物館、その昔はクスコ王国6代皇帝インカ・ロカの宮殿を囲む石壁です。
最後に、コリカンチャ(太陽の神殿)観光へ参加しました。神殿という名前が付いていますが、スペインに征服された時に神殿はあらかた壊されてしまい、後に残った土台の上にスペイン風の教会が建てられたとのことです。
この2泊3日間のペルーツアーはとってもいい経験になりました。皆さまも是非このありのままの自然と歴史が思い出に残るペルーをお楽しみ下さい。
現在HISで4年働いています。日本は三重県出身です。
ブラジルにいらっしゃる日本のお客様が旅行される際の企画や手配の仕事をしています。
私は挑戦が大好きな人です!旅行しながら、それぞれの場所の文化と代表的な食べ物を体験することに興味を持っています。旅行する機会があるたびに、それぞれの場所を一番の思い出に残るようにしたいです!