ブラジル オリンダ｜街の名は「おー美しい！」

街の名は「おー美しい！」

高台からの街の景色に「オー・リンダ！」と感嘆したことに名を発するオリンダ。

ブラジル東部に位置し、一年中気温が高く晴天率が高いため、真っ青な空と、カラフルな家々のコントラストが観光客に人気です。

ペルナンブコ州の州都レシフェの旧市街（セントロ）から車で約30分。レシフェ空港からは車で約1時間とアクセス良好であるためレシフェから日帰り観光でも楽しめますが、お勧めはオリンダの古民家宿泊です。

宿泊した「Irradiante」は高台にあるイタリア人オーナーの一軒家。白を基調とした85平米のロフト部屋では自分の家のように寛ぐ事ができました。また、テラスからはオリンダの街と海とレシフェを一望でき、気持ちのいい風に吹かれながら朝も夜も景色を楽しみました。

世界遺産に登録されている古都オリンダの観光は、サン・フランシスコ修道院やサン・ベント修道院、セー教会等複数の建造物と奴隷市場として使われていたヒベイラ市場等です。

サン・フランシスコ修道院の中庭からもオリンダを一望でき、美しい街並みと真っ青な海を遠くまで見渡すことができます。現在も利用されている修道院を一部ですが観光出来る事はめずらしく、より厳格なベネディクト派のサン・ベント修道院との対比が見事に表れています。

もう一つの見所は、街の至る所で目にする巨大人形です。レシフェ（オリンダ）のカーニバルはリオ、サルバドールと並ぶブラジルの3大カーニバルのひとつに数えられており、この巨大人形がカーニバルの主役となります。

レシフェのカーニバルは踊り子と音楽だけでなく、巨大な人形も一緒に街を練り歩きます。巨大な人形は街の守り神として、カーニバル期間以外も街中で目にすることができ、オリンダ観光を盛り上げてくれます。